※この取材は診療後にお食事を共にさせていただきながら、2回に分けて行いました
医療の環境で育ちました
亀戸 アイリス歯科の理事長をしております浦 辰郎です。幼少期は九州で育ちました。実家は病院を経営しておりますので父・兄弟共に医療の道を進んでいます。そのような環境で育ったせいか自然と私も医療の道に興味を抱いていきました。医療のなかでも、父や兄弟とは違った道である歯科を選びました。歯科医師となり、臨床に携わって30年以上が経ちます。
この数十年の間に歯科の世界も治療方法、歯科医療機器など大きく進化を遂げています。こういった流れを汲み取り、さらに患者さんに取って最善の治療方法を提案できるよう日々勉強に勤しんでいます。
診療の中で一番大切にしていること
私自身の診療スタイルは診療に訪れた患者さんの不安を軽減するため、できるだけコミュニケーションを大切にしています。また、できるだけ歯を削らない、神経を温存する治療方法を心がけています。30数年間、歯科の治療に携わる中で感じたのは歯を削ることが人の体にとってどれだけ負担になることか、神経を取ることがいかに歯の寿命を縮めることに繋がっていくのかということを実感しているためです。
削らないための治療方法として
人の歯は虫歯になる、削る、詰め物をする。詰め物が悪くなりさらに削り、さらにおおきな詰めものをする。この繰り返しで最終的には、神経をとって被せ物をする。その後根っこが悪くなって、最終的には抜歯に至っていきます。ですから、できる限り削らない治療方法が好ましいと考えています。
具体的にできるだけ削らない治療法ほとして以下のような方法を私は取り入れています。どちらも保険適用外の治療法になりますが、歯をできるだけ削らず、長持ちさせると言った観点では結果として、費用面でも効率的な治療方法だと私は考えます。
ドックベストセメント療法
ドックズベストセメントは、アメリカで開発・発売されている治療方法です。高ミネラルセメント材の薬剤を虫歯(う蝕)部分に塗り、被せ物を被せることで虫歯治療が完了します。削らずに、神経を抜かずに、虫歯を治療できる方法の一つとして注目されています。
カリソルブ療法
カリソルブは歯科予防の先進国であるスウェーデンで開発された化学・機械的虫歯(う蝕)除去システムの事です。薬剤を使って虫歯を化学的に溶かし、歯科器具を使って溶けた虫歯の除去を行います。日本では1999年薬事申請、2007年1月に承認された、虫歯治療方法です。
虫歯の程度によって、進行した深度の深い虫歯にはドックベスト、中程度の虫歯にはカリソルブを私は使い分けています。
亀戸アイリス歯科での治療について
地域密着性の強い亀戸アイリス歯科ですが、お引越しをされてからでも遠方から電車を乗り継いでいらっしゃる患者さんもいます。亀戸という地域は下町であり、山の手の雰囲気を持つ地域もある、とても魅力的な街です。現在は夜間診療も行っているので、お勤め帰りの方も多くいらっしゃいます。
診療室では患者さんと世間話を交えながら、私たちが考える以上に患者さんは歯科治療にナーバスになられていらしゃるのを感じるので、できる限りリラックスしていただきながら治療を進めるようにしています。
休日の過ごし方
車とゴルフとお酒と音楽が好きなんです。なので、お休みの日は院長である妻とそういった趣味を共に楽しみながら過ごすことが多いです。また、海外に滞在する娘に会いにいくことも。最近では軽井沢に妻を連れ立ってよくでかけます。診療にいらした時にでも、なにかいい情報があったらぜひ、教えてください。
浦 辰郎先生の治療が受けられるクリニック
亀戸 アイリス歯科
亀戸 アイリス歯科のホームページへ
〒136-0071 東京都江東区亀戸2-33-4
ライオンズ亀戸第2-1F
tel:03-3367-7860
診療時間
平日
10:00-12:00
15:00-18:30
水曜午後の診療は15:00~16:30
※休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日